歯が抜けてしまった部分にチタンでできた人工の歯根を埋めることによって、顎の骨と義歯全体がしっかりと固定されるため、
ガタツキなどの不具合がなく、自分の歯のように咬めるようになる治療法です。
インプラントは健康保険対象外の自費治療となりますが、
当院ではクレジットカードでのお支払いやデンタルローンのご紹介もしておりますのでお気軽にお問い合わせください。
それは「隣の健康な歯を削る必要がない」ということです。
インプラントが登場するまでは、
失った歯を補うには入れ歯(義歯)やブリッジしか方法がありませんでした。
入れ歯やブリッジは周囲の歯の負担が大きくなり、
将来的にダメになってしまうことがあります。
しかし、インプラント治療法なら見た目もとても自然で、
違和感なく噛むことができるので、快適さが格段に違ってきます。
また、インプラントに使用されているチタンは人間の体に馴染みやすく、
アレルギーを起こしにくい素材なので、
金属アレルギーが心配という方でもご使用いただけます。
なお、インプラントを埋め込むための顎の骨の厚みによって
治療方法が異なる場合がありますので、
まずはカウンセリングでご自身の歯の状態をチェックしてみることをおすすめします。
歯科医院によっては、インプラント治療を1回の手術で終了させるところもあるようですが、
当院では2回法を採用しています。
2回法の場合、手術の回数が増えるので身体への負担がかかりやすくなりますが、
患者様ひとりひとりの症例に対応できることや、全身疾患をお持ちの方でも治療が可能になります。
インプラント治療では、レントゲンやCTを使って顎の骨の厚みや
口腔環境を綿密に確認することがとても重要です。
骨格に特に問題がない場合、治療の方法と期間、治療費などについてわかりやすくご説明し、
患者様にきちんと納得していただいたうえで治療を開始します。
インプラントを埋め込む土台となる骨の厚みや強度が足りない患者様は、
インプラント治療の前に造骨手術が必要な場合があります。
歯肉に麻酔をし、切開して顎の骨にインプラントを埋め込むためのスペースを作ります。
ここにアレルギーを起こしにくい金属であるチタンでできたインプラントを埋め込み、縫合します。
手術はおよそ2〜3時間で終了し、すぐにご帰宅いただけます。
この手術のあと、インプラントが顎の骨に定着するまでの3〜6ヶ月間は、
定期検診で消毒やインプラントの状態をチェックをしていきます。
インプラントがしっかりと骨についたことを確認できたら、
埋め込んだインプラントに連結させる部品「アバットメント」を装着し、
歯の型をとって上からかぶせる人工歯を作ります。
アバットメントを装着してから1〜6週間後に、前回作った人工歯をかぶせて終了です。
All-on-4(6)とは、4本(または6本)のインプラントを上顎、
下顎、あるいは上下ともに埋め込むことで、
広い範囲の失われた歯を補うことができるという治療です。
インプラントは1本あたりの費用が高額になるため、
多くの歯を失ってしまった方には治療費の負担が大きくなってしまいます。
そうした症例の方にはAll-on-4(6)が適している場合があるので、
カウンセリングの際にご要望をお聞かせください。
当院は一人ひとりの患者様に向き合い、
皆様の10年後・20年後の歯の健康を守るお手伝いをします